家元の紹介
ご挨拶
地歌、上方唄は江戸時代上方で発展した音楽です。
私、松浪千壽は、その時代に文化の中心であった大阪、京都の、情緒のある、まったり、はんなりした音の流れを上方独特の音楽として、愛し・歌い・弾き・聴いて頂きたいという熱い想いで松浪流を創流致しました。
時代の流れとともに、地方独自の文化や方言も変化するように、日本各地の文化の特色が薄れておりますが、大阪の音楽文化を味わい、楽しんで頂きたい思いで音源や楽譜も作り、後世へ引き継いでいけるよう活動しております。
このサイトでお会いできた方と 何かしらのご縁が繋がりますよう祈っております。
松浪流家元 松浪 千壽
プロフィール
大阪市中央区島之内に生まれる
6歳当道会菊茂寿美師に入門
15歳宮城会 中谷勝子に師事
宮城会コンクール2位入賞
東京藝術大学
音楽学部邦楽科卒業
在学中
初代富山清琴 人間国宝に地歌を学ぶ
宮城喜代子(人間国宝)
数江 直門となる
愛媛県松山市での活動開始
福井県福井市での活動開始
伝統音楽研究会「華蓮の会」発足
上方唄松浪流創流
初代家元 松浪千壽となる
活動経歴
1977年 ヨーロッパ演奏旅行
スイス/オーストリア/フランス
1978年 第一回リサイタル開催
スイス/インターラーケン
市制八百年祭参加
1979年上村和歌子師 地歌を師事
NHKオーディション合格
大阪、滋賀で活動開始
千の会発足
1990年 カセット「千左子」リリース
エム音楽企画制作
1991年 インドネシア公演
(京都文化使節として)
日本舞踊のための作曲活動を始める
1992年 CD「ヘヴンリー・ピース」
エム音楽企画制作
1993年 澤千左子後援会発足
初代会長 美々卯社長 薩摩和男氏
1994年 今藤美佐緒師に長唄三味線を師事
1995年 地歌舞の地方(じかた)を始める
四世吉村雄輝師
(日本舞踊上方舞
吉村流家元人間国宝)
他の舞踊の為の演奏
1996年 CD「薄墨の桜」作曲、演奏で参加
1997年 二代目後援会会長
塩崎恭久衆議院議員(現会長)
1999年 びわこホール杮落し記念演奏会
2000年 ポーランド公演参加
門下によるグループ
邦楽琴座飛天結成
全曲 作曲・作詞によるCD
「夕顔」リリース
(エム音楽企画制作)
大日本家庭音楽会より楽譜出版
2002年 定例 澤千左子
「上方地歌の会 三弦の音の夕べ」
(以後七年連続開催)
2003年 ドイツ公演
Expo.庭園博、
日本パビリオン竹取物語
箏・地歌 演奏で参加
2004年 大阪くらしの今昔館主催
筝曲演奏会定期開催
2007年 澤千左子
上方地歌の会vol1.文化庁芸術祭参加
2008年 澤千左子
上方地歌の会vol2.文化庁芸術祭参加
2009年 松竹システィーナ歌舞伎
「切支丹風聞細川ガラシャ」
歌・筝曲・作曲 演奏で出演
2010年 松竹システィーナ歌舞伎
「スサノオ」
唄・筝曲・作曲 演奏で出演
大阪天満繁昌亭に上方唄で出演
2011年 松竹システィーナ歌舞伎
「GOEMON石川五右衛門」
17絃演奏音源で参加
愛媛県松山市での活動開始
福井県福井市での活動開始
上方唄松浪流創流
初代家元 松浪千壽となる
「華蓮の会」発足・主催
福井演奏団体「宙組」発足・主催
CD「風」「水」
「上方唄選集 壱」リリース
上方唄 地歌
三絃譜を伝統音楽研究会より出版
2012年 第一回華蓮の会演奏会開催
(以後定期開催)
2013年 片岡愛之助丈の歌舞伎
「ガラシャ」に作曲・演奏で参加
2014年 東京ユニット あきつしまの夕べ開催
2015年 NHK朝ドラ「あさが来た」
波瑠、宮崎あおい、
玉木宏、野々すみ花
箏曲、三味線指導、出演、監修
2016年 アメリカ・
ポートランドにてリサイタル開催
NHK土曜ドラマ
「神様からのおくりもの」
草笛光子三味線指導、監修
2017年 NHK朝ドラ「わろてんか」
三味線指導、監修、出演
アメリカ ポートランド
シアトルにてリサイタル開催
2018年 ㈱EMTより
「さのさ」「都々逸」CDリリース
伝統音楽研究会より CD
「上方唄選集 弐」
「千壽のさのさ・都々逸」をリリース
2019年2月 第一回埋み火開催
ジャンルを超えた演奏と歌の
構成によるライブ
第二回埋み火開催決定
2019年9月8日(日)
ロイヤールホースにて
NHKTV、FM、民放TV等に出演
海外公演多数、現在に至る